【第2話】希望への旅立ち、そして突然の強制帰国!

プロローグ

コンプレックスにサヨナラして、
新たな門出の立っていた私の胸は希望で満ち溢れていました。

【見たことのない景色を見にいこう!】


そう!私の人生が動き始めたのです。
起伏に富んだ山と海。
緑豊かで四季折々の風情がある「世界の箱庭」絶景の地へ私は旅立ったのです。

ニュージーランドへ行ったことが人生のターニングポイントとなりました。
大切な人との出会いや様々な出来事が息つく間もなく起こり、その後の人生に大きな影響を与えたのです。
そして、激動の人生がニュージーランドで始まったのです。

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初めての海外生活で、
初めての仕事をした。
初めて恋愛をして、
初めて自分と向き合うことができた。

過去の私を知らない人との出会いが、
私の新たな魅力を引き出してくれた。
人の視線に怯えて過ごしていた日々が、
過去の思い出に変わり、
未来へと目を向けることができた。

私を認めてくれる男性と出会い、
人生で初めて恋をした。

私のことを心から大切にしてくれて、
生涯を共にするような大親友が出来た。
私は1人じゃないと感じることができた。
チャレンジする怖さが楽しみに変わった。

誰も信じることができずに、
長い間暗い殻に閉じこもっていた私が、
外の明るい光に導かれるように、
心の中の閉ざされた扉が少しずつ開き始めたのです。

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『あなたは素晴らしい女性だ!』
『もっと自信を持ちなさい。』
『自分を愛してあげなさい。』

人生を楽しみなさい!

ニュージーランドで出会った人々が今までにない言葉を沢山掛けてくれたのです。そして、いつも私のことを褒めて認めてくれたのです。

親友とはバックパッカーとしてニュージーランドを回っていた事もあります。そしてある日、大喧嘩が勃発しました!

【 もう顔を見たくない!! 】

私は昔と同じように逃げ出そうとしました。
でも、親友は言ったのです。

「逃げたらだめ!」
「ちゃんと私と向き合いなさい!」

逃げ出そうとした私の腕を掴んで強引に引き寄せ、
朝が来るまで膝を突き合わして話をしてくれたのです。

その後もお互い涙を流しながら朝を迎える事が何度もありました。

心から想いを伝え、
相手の想いを受け入れ、
確かめ合い認め合い、
互いに涙する。

そんなことを繰り返す内に、
私の中である変化が起こりました。

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( 私はここに居ても良いんだ。 )

初めて心からそう思えたのです。
初めて居場所を感じる事が出来たのです。

ところが初めての居場所を見つけて間もなく、
開放感と幸せを感じていたニュージーランド生活が突然終わりを告げたのです。

ある日、母から一本の電話がありました。

『父、危篤ッ!』‥‥ではなく!
母がカフェをやりたいから私に手伝えと言う訳の分からない命令だったのですw

当時彼氏のいた私は、
当然帰りたくないと思いました。
もっと彼と一緒にいたいと思いました。

ところがなんと私を決断させたのは
その最愛の彼でした。

「お前帰れ!」

(この人なに言うが!)
(あんた彼氏やろ!意味わからんき!!怒)

詳しくはまた別の機会にしたいと思います。

意味不明の母親と
意味不明な彼の
意味不明な「帰れ」で私は日本に帰ることになったのです。

ニュージーランドに渡って8ヶ月が経っていました。

(あぁ‥、なんて可哀想な19歳の私w)

ところが、
高知へ帰った私は7ヶ月後には大阪へ旅立っていました。

そう!母のカフェはスグ閉店!!w
母の思いつきで始めたカフェ経営は全くビジネスとはいかず、まるで”おままごと”!
上手くいくはずなかったのです!

( 私のニュージーランドを返せ‼︎ )

何度もそう思いながら一刻も早くこの高知を出たい!
その一心で私は自分の出来ることを探したのです。

(あぁ‥、なんて可哀想な19歳の私ww)

そして、中途半端な英語を活かせる職種ということで
「旅行代理店なんか良いがやない?」と思い立ち、
軽い気持ちで大阪の専門学校を目指すことにしたのです。

なぜ大阪か⁇
そう!私に帰れコールをしたアノ彼が大阪に帰ってきてたから!
実は彼氏を追いかける口実が欲しかっただけだったのですが、ことの詳細は秘密にしておきますwww

私の目標は『大阪』
高知を出て大阪に行くことだけを考えたのです。

【賽は投げられた!】

私は大阪の旅行会社に勤めるために、
旅行の専門学校を受けることにしました。

費用は全て自前!
“全て自分で!”が始まった20歳でした。

あっ、もう彼のことは聞かないでくださいw
私を前に進ませてくれた最高の彼だったと今でも思っていますww
感謝感謝!w

そして、学生生活を終えると大阪で新たな生活が始まるわけですが、
現実は厳しく卒業後に向けて挑んだ就職試験はALLアウト!

内定が1つも決まらず卒業の日を迎えるた私です。

ところが奇跡が起こり、1社だけ私を拾ってくれるところがありました。
続きは次回お話ししたいと思います。

【第3話】をこのまま読む

【第1話】人生を変えた憧れとコンプレックス
【第2話】希望への旅立ち、そして突然の強制帰国!
【第3話】奇跡の入社!雑用係から全国営業TOP3へ!
【第4話】イヤイヤ始めたネットワークビジネスでタイトル獲った私
【最終話】ネットワークビジネスで月収100万円稼いで失ったもの

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